「医療脱毛を始めたいけど、もしクリニックが途中で潰れたらどうしよう……」
そんな不安を感じたことはありませんか?
最近、実際に人気だった脱毛クリニックやエステが突然閉店し、SNSでも「返金されない」「連絡がつかない」といった声が相次いでいます。
「まさか医療機関が倒産するなんて」と思う方もいるかもしれませんが、今やそれは“あり得る話”になってしまっています。
- クリニックがなぜ倒産するのか?
- 倒産したらどうなる?返金は?
- 被害を防ぐためにできること
といったリアルなテーマを、実際の事例・SNSの声・返金の手順も交えて、分かりやすく解説!

これから医療脱毛を受けようと思っている方や、すでに通っているけれど不安がある方にとって、知っておいて損のない内容になっています。
ぜひ最後まで読んで、クリニック選びの参考にしてくださいね!
結論:医療脱毛の倒産の可能性はあり得る!倒産理由は?
5つの倒産要因について、詳しく解説していきます。
倒産要因① 市場競争の激化
脱毛クリニック市場は、ここ数年で急速に飽和状態へと突入しました。
背景には、開業の初期コストが下がったことや、個人クリニックでも大手と同等の医療機器を導入できるようになった技術の進歩があります。
さらに以下の要因が、競争を過酷なものにしています:
- 大手チェーンの全国展開と圧倒的な広告量
- インフルエンサーを使ったPRによる認知の差
- 低価格の打ち出しによる値下げ合戦の激化
こうした状況では、特に中小規模のクリニックが不利になります。
例えば、大手はTVCMやYouTube広告に月1,000万円単位の予算を投下していますが、小規模クリニックでは月数十万円が限界ということも少なくありません。
さらに、競合との差別化が難しい以下のような状態になると、患者の流出が加速します:
競争上の課題 | 経営への影響 |
---|---|
メニューや価格に差が出にくい | 他院との違いが伝わらず選ばれない |
顧客対応のレベル差が出にくい | サービスでの差別化が難しい |
新規患者の獲得コストが高騰 | 広告費の回収が困難になる |
結果として、予約が埋まらない → 売上が減る → 固定費が圧迫 → 倒産リスク増加という悪循環に陥ります。
競争の激しい市場で生き残るには、価格での勝負よりも:
- 他院にはない「体験設計」
- リピーター育成のためのLINE配信やフォローアップ
- 医師や看護師の紹介ストーリーなど「人」で惹きつける仕掛け
など、独自のブランドづくりと顧客体験の工夫が求められます。
倒産要因② 経済的な影響
日本経済はここ数年、物価上昇や円安、金利上昇などの影響を受けており、消費行動にも変化が見られます。
その影響は美容医療の分野にも及んでおり、特に脱毛クリニックのような「任意性の高いサービス」は景気の影響を受けやすくなっています。
具体的なリスクは以下の通りです:
- 景気悪化により、美容医療費を削る消費者が増加
- ボーナス減少や家計圧迫で「施術の先送り」が加速
- 一括前払い制度が敬遠され、契約率が減少
特に問題となるのは、収入が不安定になるとキャンセルや中断が発生しやすくなることです。
結果として、クリニックのキャッシュフローは不安定になり、広告費や人件費を削減せざるを得ない状態に陥ります。
また、家賃・機材リース・人件費といった「固定費」の負担は、収益が落ち込んでも変わりません。
固定費が月に500万円を超えるような都市部のクリニックでは、わずか数ヶ月の赤字でも致命傷となりかねません。
このように、景気後退は経営に対して「静かなる圧迫」としてじわじわと効いてきます。
事前にリスクシミュレーションを行い、可変費の設計や月次の収支見直しを徹底することが、継続経営のカギとなります。
倒産要因③ 法規制とコンプライアンス
医療脱毛クリニックは、一般の美容サロンとは異なり「医療機関」としての法的責任を負っています。
そのため、医療法・薬機法・個人情報保護法など、複数の法律を遵守する必要があります。
コンプライアンス違反が発覚した場合、以下のようなリスクがあります:
- 厚生労働省や都道府県による業務停止命令・行政指導
- 違法な広告表示による薬機法違反の摘発(最大2年以下の懲役、200万円以下の罰金)
- 顧客情報の漏洩により、個人情報保護法違反で損害賠償請求の対象に
最近では、SNSや口コミサイトなどの影響で、不正な広告や医師の不在施術が炎上しやすい環境にあります。
たとえば、「無資格スタッフによる施術」が行われていた某クリニックでは、数週間で患者が激減し、最終的には閉院に追い込まれました。
下表に、違反例とそのペナルティ例を簡単にまとめます:
違反内容 | 主な罰則内容 |
---|---|
医師不在での施術 | 医療法違反 → 診療停止命令 |
効果保証表現の広告 | 薬機法違反 → 課徴金・指導 |
顧客データの外部流出 | 個人情報保護法違反 → 損害賠償 |
このように、たった一度の法令違反が、経営に致命傷を与えることも珍しくありません。
リスクを避けるには、社内での定期的な研修や、法務担当者の配置が重要です。
倒産要因④ 顧客満足度の低下
医療脱毛クリニックの経営において、顧客満足度の維持は極めて重要な要素です。
来院数やリピート率、口コミ評価はすべて顧客満足に大きく依存しており、その低下は売上の減少に直結します。
具体的な不満の例としては以下のようなものが挙げられます:
- 予約が取りづらく、希望日に通えない
- 施術効果に満足できない、回数を重ねても毛が残る
- スタッフの対応が無愛想、説明が不十分
- 院内の清潔感が乏しく、不安を感じる
これらの不満が蓄積されると、以下のような流れでクリニックの経営を直撃します:
顧客の行動 | 経営への影響 |
---|---|
口コミサイトやSNSでの不満共有 | 評判が悪化し、新規来院者が減少 |
施術途中での解約・返金要求 | 売上が予測より下振れ、キャッシュが減少 |
友人紹介や口コミの低迷 | 無料集客が消失、広告依存度が上昇 |
実際、SNSで悪評が広まったことで、数ヶ月で予約が激減し閉院に追い込まれた事例も少なくありません。
特に女性が中心の医療脱毛市場では、「安心・信頼・清潔感」が非常に重視される傾向があります。
顧客満足度を高めるには、以下のような施策が有効です:
- LINE予約やアプリでのスムーズな受付対応
- スタッフの接遇研修を定期的に実施
- 初回カウンセリングでの不安解消コンテンツの充実
- 効果を可視化する「ビフォーアフター写真」の導入(許諾制)
継続的な満足を生む仕組みを整えることが、結果としてリピーターと信頼を獲得し、倒産リスクを大幅に下げることにつながります。
倒産要因⑤ 財務管理の問題
どれほど人気があっても、財務管理が甘ければクリニックの倒産リスクは非常に高くなります。
特に急成長を目指す脱毛クリニックでは、初期投資と広告費がかさみ、資金繰りの難易度が急激に上がります。
財務上の問題としてよく見られる例を挙げると:
- 拡大に伴う設備投資でキャッシュが枯渇
- クーポン施策による集客が一時的で利益化できない
- 複数店舗展開により固定費が肥大化
- 売上に対して借入額が過剰で、返済比率が異常に高い
これらの結果、下記のような悪循環に陥るケースが増えています:
財務課題 | 具体的なリスク内容 |
---|---|
固定費の過剰(家賃・人件費) | 売上が落ちると即赤字に転落 |
借入依存経営 | 金利上昇時に返済が困難に |
キャッシュフローの無計画化 | 広告費や設備更新費用が払えず、信用不安に発展 |
たとえば、1ヶ月の家賃が150万円、スタッフ給与が300万円、広告費が100万円という場合、月の最低売上が550万円を下回ると即座に赤字になります。
さらに、返済計画の見直しを怠っていると、1件の返金対応だけでも資金ショートにつながることがあります。
このようなリスクを避けるためには、以下のような対策が必要です:
- 月次の資金繰りシミュレーションの実施
- 新規店舗開設前に損益分岐点分析を行う
- 余剰キャッシュを最低3ヶ月分確保しておく
- 固定費比率を売上の50%以内に抑える経営体質づくり
美容医療はリスクが少ないように見えて、実は「数字で潰れる業種」です。
経営者が収益構造を正しく把握し、先手の財務戦略を組むことが、長期運営に欠かせません。
倒産したor倒産しそうな脱毛サロンやクリニックはどこ?一覧
倒産に至った脱毛サロン・クリニックの事例一覧をまとめました。
倒産した脱毛サロン一覧
倒産した年 サロン名 2007年 エピドール 2007年 ビューティーネプチューン 2007年 銀座ビューティークリニカル 2009年 FRIGG 2013年 Pure 2017年 エターナルラビリンス 2022年 脱毛ラボ 2023年 シースリー 2023年 ラドルチェ 2023年 銀座カラー 2025年 ミュゼプラチナム
銀座カラー
2023年12月、銀座カラーを運営するエム・シーネットワークスジャパンが経営破綻し、全店舗が閉店しました。新型コロナウイルスの影響による業績悪化が主な原因です。
記憶に新しい銀座カラー突然の倒産。かなりの衝撃を受けましたね。SNSでも不満の声が続出していました。
シースリー
2023年9月、シースリーを運営していたビューティースリーが自己破産を申請しました。
シースリーは脱毛の通い放題を売りにしていましたが、競争激化や人件費の増加が経営を圧迫し、最終的には負債総額約80億円に達しました。
ラドルチェ
2023年4月、ラドルチェが全店舗を閉鎖しました。過去の契約内容の変更がトラブルの原因となり、最終的に経営継続が不可能となりました。
また、今後に倒産が噂されている脱毛サロンに、
- 恋肌:新規会員の受け入れは2023/6/1終了(店舗閉鎖)
- ミライ:都度払い制脱毛を導入し店舗縮小にて運営継続中
- epiler:TBCグループ。脱毛事業終了と2023年12月29日に全店閉店
(引用元:純国産の業務用脱毛機 ルネッサンス|株式会社コンフォートジャパン)
ミュゼプラチナム
そしてとうとう、脱毛サロン最大手『ミュゼ』を運営していた、MPH(株)が破産手続き開始決定というニュースが入ってきました!
破産までの流れを下記に整理しました↓
時期・段階 | 出来事 |
---|---|
成長期 | 2014年、売上386億円超で業界トップに |
経営悪化 | 会計処理の問題や予約困難で解約が急増 |
事業移管 | MPHに運営を移すも、給与未払いが発生 |
店舗休業 | 全国で一時休業、従業員や利用者に混乱 |
破産決定 | 2025年8月18日、東京地裁が破産開始を決定 |
影響 | 負債260億円超、利用者・従業員に大きな影響 |
業界動向 | 脱毛サロン倒産が急増、過去最多の見通し |
ミュゼは一時期、業界トップの脱毛サロンでしたが、会計処理の問題や予約の取りづらさで経営が悪化。運営会社を切り替えても給与未払いが続き、全国の店舗は休業に追い込まれました。
最終的に2025年8月18日、東京地裁から破産手続き開始が決定され、負債は260億円超にのぼります。今回の倒産は、脱毛サロン業界全体の厳しさを象徴する出来事といえます。
倒産した医療脱毛クリニック一覧
倒産した年 | クリニック名 |
---|---|
2023年 | ウルフクリニック(メンズ専門) |
2024年 | アリシアクリニック(旧じぶんクリニックと統合) |
2025年 | トイトイトイクリニック |
倒産しそう…? | ジェニークリニック |
一方で「じゃあ有名な大手クリニックは大丈夫なの?」と気になる方も多いと思います。
※主要クリニックについては、それぞれの経営状況や「潰れない理由」を別記事でまとめていますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
👉 TCB東京中央美容外科 / 湘南美容クリニック / エミナルクリニック / リゼクリニック / レジーナクリニック / フレイアクリニック / ルシアクリニック
医療脱毛で倒産したクリニックは、2024年12月に医療脱毛の大手「アリシアクリニック」。
そして、2025年1月…まだ記憶に新しい「トイトイトイクリニック」までも破産してしまいました。
その中でも、今後倒産が噂されているのは、「ジェニークリニック」。
SNSではジェニーに通っていた方の不満の声が続出↓
あれ?ジェニークリニック倒産してる…??
そろそろ予約取ろうと思ったら電話繋がらない…これ解約返金できないの??まだ2回しか行ってないんだけど…#ジェニークリニック— 夢太郎 (@blackmaria9) February 18, 2024
ジェニークリニックなくなっちゃったの!?!?あと一回あるのに!
電話繋がらない😣😣😣
倒産なの!?!?払い終わってて、あと一回残っているのに!?こういのってどうなるんだ、、?— Fumika (@fumi___19) February 15, 2024
ジェニークリニック 倒産してるとかまじか終わった
— 彩 (@_____ay7) April 1, 2024
ジェニークリニックの倒産に関するこれらの不満の声は、主にコミュニケーション不足や返金対応の不透明さに集中!
多くの顧客が突然の事態に対して適切なサポートを受けられず、不安と不満を感じているようです。
もし医療脱毛で倒産したら?返金方法など
医療脱毛クリニックが突然倒産してしまった場合、未消化の施術費用がどうなるのか、不安になる方も多いでしょう。
実際に倒産したクリニックでは、事前に支払った料金が戻ってこないケースも少なくありません。



万が一のときに備えて、返金対応の流れを以下のステップで押さえておきましょう。
📋 ステップ1:契約書の確認
まず最初に行うべきは、契約書の内容を読み返すことです。
契約書には、「途中解約の条件」「倒産時の対応」「返金可能なケース」などが明記されている場合があります。
ポイント:
- 支払い済み回数と施術済み回数の明記
- 特定商取引法に基づくクーリングオフ・中途解約規定の有無
💳 ステップ2:クレジットカード会社に連絡
支払いをクレジットカードで行っていた場合は、カード会社に早急に連絡を。
サービスが提供されていないことを理由に、「チャージバック(返金処理)」の手続きを依頼できます。
必要書類の例:
- 支払い明細
- クリニックとの契約書(写し)
- 倒産の証明(報道記事や閉店のお知らせ)
※カード会社によって対応期限が異なるため、倒産に気づいたら即行動が原則です。
🏢 ステップ3:消費生活センターに相談
地域の「消費生活センター」では、返金手続きや法的対応についての無料相談を受け付けています。
事業者との交渉が困難な場合、第三者機関として間に入ってもらうことで、スムーズな解決を目指せます。
全国の窓口検索はこちら:
📎 https://www.kokusen.go.jp/map/
⚖️ ステップ4:破産管財人へ請求
クリニックが法的に破産手続きを開始している場合は、「破産管財人」が選任されます。
この人物が資産を整理・換金し、債権者へ公平に分配します。
あなたも「債権者」として届け出ることで、一部でも返金される可能性があります。
必要な手続き:
- 債権届出書の提出
- 身分証・契約書類の写し添付
- 管財人へ返金希望の意思表示
🧑⚖️ ステップ5:弁護士への相談(法的手段)
高額な前払いをしていた場合や、自己対応が困難な場合は、消費者問題に強い弁護士に相談しましょう。
内容証明郵便の送付や訴訟提起など、法的な解決策を選ぶことができます。
特におすすめな相談窓口:
- 日本司法支援センター(法テラス):https://www.houterasu.or.jp/
- 消費者問題専門の法律事務所
✅ まとめ:返金対応の流れ
ステップ | 対応内容 | 備考 |
---|---|---|
① | 契約書を確認 | 解約規定・返金条件を把握 |
② | クレジットカード会社に連絡 | チャージバック申請が可能 |
③ | 消費生活センターに相談 | 無料で交渉サポートを受けられる |
④ | 破産管財人へ債権届出 | 配当がある可能性あり |
⑤ | 弁護士に相談 | 金額が大きければ法的手段も視野に |
倒産は予期せぬトラブルですが、冷静に手順を踏むことで返金の可能性は残されます。



普段から、支払方法や契約書の保管、口コミのチェックを怠らないことも重要です。
【まとめ】医療脱毛の倒産の可能性はあり得る!
医療脱毛クリニックの倒産は、以前であれば「ありえない」と思われていたかもしれません。
しかし近年では、実際に複数の大手サロンや中堅クリニックが破綻しており、その可能性は現実味を帯びています。
本記事で紹介したように、倒産につながる主なリスク要因は以下の5つです:
- 市場競争の激化
- 景気悪化による消費の冷え込み
- 法規制違反・コンプライアンス欠如
- 顧客満足度の低下による評判悪化
- 財務管理の甘さや過剰投資
特に医療脱毛のように、前払い制・リピート型のビジネスモデルでは、一度信用を失うと一気に経営が傾くことがあります。
そのため、これからクリニック選びをする方は、以下のポイントを意識して選ぶのがおすすめです:
- 医師や看護師の紹介が公式サイトに明記されているか
- 予約が取りやすい体制になっているか(アプリ・LINEなど)
- 資本金・法人情報など、経営母体の安定性が確認できるか
- SNSや口コミサイトで最近の評判をチェック
さらに、可能であれば「都度払い」や「分割払い」に対応しているクリニックを選ぶことで、万が一の際のリスクも抑えられます。



信頼できるクリニックで、安心して施術を受けるためにも、情報収集と冷静な見極めが何よりも大切です。
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